独自のハンドマシーンと手彫り加工

尼崎のユニークな発想で不可能を可能にする看板屋 ホップ工芸

木彫看板(かまぼこ彫り)

ハンドマシーンの彫り断面

当社では、どんなに大きなサイズ・厚みの材料でも加工が可能です。
それには独自開発のハンド式彫刻機(ハンドマシーン)が欠かせません、ハンドですから材料の大きさは制限なく加工が可能です。
彫刻機といってもコンピューター制御の3D彫刻機ではありません。
直筆文字はコンピューターの面倒なデーター処理でも自然な表現は出来ません(メーカーの営業マンいわく)
当社のハンドマシーンは正確には、かまぼこ文字のアウトラインを深さ、角度を自由に手動で彫り進む機能を持っています、直筆の筆文字原稿の「はね・かすれ・にじみ」も自然に表現します。
彫刻刀やノミを使っての、手彫りの職人さんが最近少なくなったとのお話も耳にします、手彫り加工で一番時間が掛かって大変なのがアウトラインの彫りです、当社のハンドマシーンはその大変な工程を解決しました、左上の写真のように斜めV字で深さを自由に彫り進むので、文字を一周するとかまぼこの基本型が出来上がります。
筆原稿をコピーし、スプレーノリで貼り付けるとすぐに作業に掛かれるので大変スピーディーです。
下の写真の作品の場合、アウトラインの彫りは半日ほどでした。
この後のかまぼこ状に丸める工程の独自の工夫、文字の色入れはベースを汚さず一気に入れるため、色ムラ刷毛ムラがなくきれいに仕上がります。
当社では作品は出来るだけ大きく見て頂けるように心掛けています。

ホップ工芸は手彫りの良さにこだわります

ハンドマシーン(後方)と手彫りの併用でハネ・かすれ・にじみも表現

ホップ工芸はアウトライン以外の加工は手彫り・手加工で作品を仕上げています、非常に手間の掛かるいくつもの工程を経て、木の中から文字が浮かび上がってきたときには充実感を覚えます。
仏像彫刻の職人さんが「木の中から仏様がお姿を現された」と彫り上がったときの言葉をお聞きした事があります、私どもの作業とは比較できない作業を経て仏様をお迎えするのでしょうが、もの創り(手づくり)の喜び・やり甲斐は共通するものがあると考えます。

作品一覧(アップでご覧下さい)